新しいつみたてNISAの概要が発表されましたが、上限が1200万にアップしたものの劇的なメリットは感じられませんでした。毎月3万づつ年利3%で30年運用できてはじめて年金に替わる結果が出るといったイメージ。
いままで(2022年まで)は金融緩和バブルでしたので毎月3万という積み立ても可能ではありましたが、これからの時代、インフレ率の上昇と投資信託の利回り低下を考えると5万積み立てるくらいのつもりじゃないと、去年までと同じような運用成績は望めないでしょう。
じゃあ、無理なのか?というとそうではありません。いろいろ調べていくと、むしろ僕らにとって追い風のようなんです。
つみたてNISAは誰のためのもの
よく考えてみてください。政府がいままで国民のために親身になってやったことってありますか?無いんですよね。つみたてNISAも同じです。なんらかの「裏の思惑」があってやってること。もちろんある程度の節税効果はあります。でもほんのわずかです。たいていの人はもっと稼げる方法があるのに、目先のこつこつとした投資のほうが楽だし安全(にみえる)ので一生懸命頭を捻ってもっと有利なものはないか?!って節税セミナーに行ってみたり、利回りのより高い投資信託を探してるってイメージ。
つみたてNISAをこねくりまわしてもわずかなメリットです。もちろん一部上場企業の方々はまとまった資金があるでしょうから、そのわずかなメリットでもお小遣い程度にはなるでしょうし、30年続けたら年金代わりになるかも。
30年て…僕はもっと早く大金を手に入れたい。
つみたてNISAでいくら儲かる
いくら儲かるか?なんて誰にも言えません。過去の運用実績がこれからも続く(と過程する)ならこれくらい儲かるだろうってだけです。とくにこれから円高になっていきますから、海外の、しかも全世界型株式投資信託なんてやるべきじゃないですよ。円高になるんだから円建ての資産もってたほうがいいに決まってるじゃないですか。投資信託は数年単位ですので(1年ものもありますが)、途中で方向転換するのが結構たいへんです。なぜなら途中で解約すると手数料がかかるからです。
ただでさえ利回りが少ないのに手数料取られたら損ですね。いままでは利回りが高かったので手数料も気になりませんでした。利回りが高かったといっても僕らトレーダーの利回りに比べたら微々たるものですし、もっと高い利回りがあるってことを知らなかっただけでしょうね。
僕らトレーダー 年利530% 対 投資信託 年利1.5%
ね?天と地ほどの差があります。だからといってトレーダーになれ!って勧めてるわけではありませんが。井の中の蛙のように1.5%で満足しているのも、ささやかな幸せかもしれませんので。
つみたてという考え方は良い
「積み立て」という考えは良いですね。資金がない若者でもコツコツ始められるので。古き良き日本人の保守的な心情にフィットしています。ヘッジファンドのように自分でガンガン稼ぐというのは大変。だから投資信託をするという人も多いです。会社の年金で401Kを運用してるから投資信託に興味があるという人も。
これからは「つみたて+FIRE」が来る
ぼくらは積み立てを保守的じゃなく積極的に使います。直接トレードをするときの高利回りに、積み立てという考え方を加えてしまいました。「自分でトレードするのは難しい…」と考えている方がいるかもしれません。あなたがトレードしなくても僕らのプロの高利回りのトレードをそっくりそのままコピーできるならどうでしょう?