海外FXで最もよく使われるプラットフォームがMT5(MetaTrader5)です。「チャートが複雑でよくわからない」という初心者でも、この記事を読めば基本操作がすべて理解できます。
📌 この記事でわかること
- MT5の基本画面の見方(各パーツの説明)
- チャートの操作方法(時間軸・インジケーター)
- 注文の出し方(成行・指値・逆指値)
- ポジションの確認と決済
- MT5の便利な設定・カスタマイズ
MT5とは?MT4との違いも解説
MT5(MetaTrader 5)は、ロシアのMetaQuotes Software社が開発した世界標準の取引プラットフォームです。FXだけでなく株・先物・仮想通貨にも対応しています。
| 比較項目 | MT4 | MT5 |
|---|---|---|
| リリース年 | 2005年 | 2010年 |
| 時間軸の数 | 9種類 | 21種類 |
| インジケーター数 | 30種類 | 38種類 |
| 注文タイプ | 4種類 | 6種類 |
| 処理速度 | 普通 | 速い |
| 主な用途 | FX専用 | FX・株・仮想通貨 |
現在は多くの海外FX業者がMT5を推奨しています。これからFXを始めるならMT5一択で問題ありません。
MT5のダウンロード・インストール方法
PC(Windows)の場合
- 利用する業者のマイページにログイン
- 「MT5ダウンロード」または「プラットフォーム」のメニューを探す
- インストーラー(.exeファイル)をダウンロード
- インストーラーを実行し、指示に従ってインストール
- 起動後、「ファイル」→「取引口座にログイン」から口座番号・パスワードを入力
スマホ(iOS・Android)の場合
- App Store(iOS)またはPlay Store(Android)で「MetaTrader 5」を検索
- 公式アプリをインストール
- 「+口座を追加」→「既存の口座にサインイン」
- 業者名を検索(例:「XM」)して選択
- 口座番号とパスワードを入力してログイン
💡 ログイン情報の確認方法
口座番号(ログインID)とサーバー名は、口座開設後に業者から届くメールに記載されています。パスワードは設定したもの(または仮パスワードをリセット)を使用します。
口座番号(ログインID)とサーバー名は、口座開設後に業者から届くメールに記載されています。パスワードは設定したもの(または仮パスワードをリセット)を使用します。
MT5の基本画面の見方
メイン画面の構成
- メニューバー(上部):ファイル・表示・挿入・チャートなどのメニュー
- ツールバー:よく使う機能のショートカットボタン
- 気配値(マーケットウォッチ):取引できる通貨ペアとスプレッドのリアルタイム表示
- チャートエリア:ローソク足チャート(メイン操作エリア)
- ターミナル(下部):保有ポジション・注文履歴・口座情報
- ナビゲーター(左側):インジケーター・EA・スクリプトの一覧
チャートの基本操作
時間軸(タイムフレーム)の変更
チャートの時間軸はツールバーのボタンまたはチャートを右クリックで変更できます。
- M1〜M30:1分足〜30分足(短期・スキャルピング向け)
- H1・H4:1時間足・4時間足(中期・デイトレード向け)
- D1・W1・MN:日足・週足・月足(長期・スイング向け)
チャートの拡大・縮小
- マウスホイールで拡大・縮小
- キーボードの「+」「-」でも可能
- 右クリック→「チャートのスケール」で細かく設定
通貨ペアの切り替え
気配値ウィンドウから見たい通貨ペアをダブルクリックすると、チャートが切り替わります。
注文の出し方
成行注文(今すぐ取引)
- チャートを右クリック→「注文」またはF9キーで注文ウィンドウを開く
- 「成行執行」を選択
- ロット数を入力(0.01 = 1,000通貨 = マイクロロット)
- 損切り(S/L)・利確(T/P)を必要に応じて設定
- 「売り」または「買い」をクリック
指値注文・逆指値注文(条件注文)
指定した価格になったら自動で発注される注文です。
- Buy Limit:現在値より下の価格で買いたい時
- Sell Limit:現在値より上の価格で売りたい時
- Buy Stop:現在値より上の価格で買いたい時(ブレイクアウト)
- Sell Stop:現在値より下の価格で売りたい時(ブレイクアウト)
ロット数の目安(USD/JPYの場合)
| ロット数 | 通貨量 | 1pip当たりの損益 | 適した証拠金目安 |
|---|---|---|---|
| 0.01lot | 1,000通貨 | 約10円 | 1,000〜5,000円 |
| 0.1lot | 10,000通貨 | 約100円 | 10,000〜50,000円 |
| 1lot | 100,000通貨 | 約1,000円 | 100,000〜500,000円 |
ポジションの確認と決済
保有ポジションの確認
画面下部の「ターミナル」→「取引」タブで確認できます。
- シンボル:通貨ペア
- タイプ:Buy(買い)またはSell(売り)
- ロット:取引量
- 現在損益:リアルタイムの損益
決済方法
- 手動決済:ターミナルのポジション欄で「×」ボタンをクリック
- 利確(T/P):設定した価格に達すると自動決済
- 損切(S/L):設定した価格に達すると自動決済
便利な設定・カスタマイズ
インジケーターの追加
- チャートを右クリック→「インジケーター」→「インジケーターリスト」
- または「挿入」メニュー→「インジケーター」から選択
- 移動平均線(MA)、ボリンジャーバンド、MACDなどがすぐ使える
テンプレートの保存
お気に入りのチャート設定を「テンプレート」として保存しておくと、次回から一瞬で同じ環境を再現できます。チャート右クリック→「テンプレート」→「テンプレートを保存」
まとめ:MT5は慣れれば直感的に使える
この記事のポイント
- MT5は世界標準のFX取引プラットフォーム。PCもスマホも対応
- 口座開設後のメールに記載された口座番号・サーバーでログイン
- 最初は成行注文とポジション決済の操作だけ覚えれば取引可能
- デモ口座で操作を練習してからリアル取引を開始するのが鉄則
- 0.01lotの超少額から練習できる
次はスプレッドの仕組みと低スプレッド業者の選び方を学びましょう。取引コストを正しく理解することで、利益を守れます。